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2025.01.21
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2025年1月20日、公益財団法人日本フィランソロピック財団は、東京都港区の第一ホテル東京において、第1回「がん研究フロンティア基金」の研究助成贈呈式を開催しました。採択研究課題は、122件の応募から選考された10件、助成総額は9,990万円でした。https://np-foundation.or.jp/information/000220.html
贈呈式の様子
当財団代表理事 岸本和久の開会の挨拶に続き、基金のアドバイザリー・ボード委員長 堀田知光先生(国立がん研究センター名誉総長)からご挨拶をいただいた後、助成採択者一人ひとりに贈呈証が授与されました。
代表理事から贈呈証を手渡された採択者は、謝辞とともに、自分の研究を紹介し、これからの抱負を披露しました。
続いて、アドバイザリー・ボード副委員長 中釜斉先生(国立がん研究センター理事長)、委員の佐谷秀行先生(藤田医科大学腫瘍医学研究センターセンター長)、委員の南砂先生(読売新聞東京本社常務取締役調査研究担当)から温かな祝辞が贈られました。
その後、アドバイザリー・ボード副委員長 中釜斉先生による乾杯の後、和やかな雰囲気で参加者が懇親を深め、盛況のうちに閉会しました。
採択者の先生方
岸本 和久 日本フィランソロピック財団 代表理事
アドバイザリー・ボード委員長 堀田 知光 先生 (国立がん研究センター 名誉総長、国立病院機構名古屋医療センター 名誉院長)
アドバイザリー・ボード副委員長 中釜 斉 先生(国立がん研究センター 理事長)
アドバイザリー・ボード委員 佐谷 秀行 先生(藤田医科大学腫瘍医学研究センター センター長、慶應義塾大学 名誉教授)
アドバイザリー・ボード委員 南 砂 先生(読売新聞東京本社 常務取締役調査研究担当、一般社団法人読売調査研究機構 理事長)
助成採択研究課題
研究課題名:ミクログリアによる脳転移がん細胞への細胞死誘導機構の解明と治療への応用
氏 名 :石橋 公二朗
所属機関:国立大学法人金沢大学
助成金額:1,000万円
研究課題名:抗GITR抗体をがん特異的に薬物送達し悪性黒色腫での薬効を改善する
氏 名 :石原 純
所属機関:国立がん研究センター
助成金額:1,000万円
研究課題名:AML細胞競合に対する骨髄微小環境制御の探索と新規治療法の開発
氏 名 :雁金 大樹
所属機関:国立大学法人東京科学大学
助成金額:1,000万円
研究課題名:胚細胞変異を有する前がん細胞と周囲微小環境の相互作用の理解に基づく新規治療の開発
氏 名 :昆 彩奈
所属機関:国立大学法人東京大学
助成金額:1,000万円
研究課題名:細胞内局在と遺伝子発現変化の統合による変異体機能解析手法の確立
氏 名 :斎藤 優樹
所属機関:国立がん研究センター
助成金額:1,000万円
研究課題名:がんにおけるRNA:DNAハイブリッド構造の解析
氏 名 :町谷 充洋
所属機関:国立がん研究センター
助成金額:1,000万円
研究課題名:骨肉腫の時空間的進展を暴く1細胞barcoding技術の開発
氏 名 :箭原 康人
所属機関:国立大学法人大阪大学
助成金額:1,000万円
研究課題名:SASP因子放出機構を標的とした肝がん新規治療法の開発
氏 名 :山岸 良多
所属機関:大阪公立大学大学院
助成金額:990万円
研究課題名:上皮幹細胞記憶に基づく発がん機構の解明
氏 名 :渡邉 美佳
所属機関:国立大学法人北海道大学病院
助成金額:1,000万円
研究課題名:単一細胞リアルタイム代謝解析法を活用した造血器腫瘍の代謝制御解明と新規治療法開発
氏 名 :綿貫 慎太郎
所属機関:国立大学法人東北大学
助成金額:1,000万円
「がん研究フロンティア基金」について
2023年10月に、篤志家の寄附を受けて、日本フィランソロピック財団が、国内の若手研究者によるがんの基礎研究を応援する基金として設立した研究助成基金です。将来がん研究の新しい一領域となりうるような、がんの新たな予防・診断・治療に資する基礎研究を支援します。若手研究者による新規性、独自性、学術性の高い基礎研究に対し、2年間で最大1,000万円の助成を行います(助成総額上限1億円)。
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